2022/09/16 19:49

ご覧いただきありがとうございます!


石橋です。
ここでは初の登場です。
「書きますよ!」とあっ
たから、このページを開いてみたのに・・・(-_-;)とお客様から指摘されて焦って登場しました。

気温下がってきたかなと思うと、また暑い日が続き。
そんな中でも、入荷への問い合わせをいただくことが多く、ありがとうございます!

今日はフルカウント。
納品の時期が一つ一つのモデル(型)によって違いますので、気になるものがありましたら
どんなことでも尋ねてください。


まずはブラウンズビーチから。


ベストはシルエット違いで2種類ありカラーは赤も加わり、組み合わせを想像すると2色3色と使い分けで手が伸びそうな
構成になっています。
今回クロスブリッジでは、ショート丈で見幅が大きいものではなく、ベーシックな方を選びました。

◇bbj-001 BROWN'S BEACH EARLY VEST
モデルに使われているのは、1920年代から30年代に生産されていたものに多く見られる首元の詰まったベストです。
DOT社製ニップル釦(アメリカ製)、オリジナルテープ、バックシンチはそのままにフロントのポケット位置を少し中央に寄せることで
より当時の雰囲気を色濃くなるようにしています。













クロスブリッジではブラウンズビーチ必需品ではありますが、昨年あたりからさらに「ブラウンズビーチっていったい何!?」とsyあつ
店頭で質問されることも増えたので、由来を書いておきます。(知ってるよ!持ってるよ!の方はサラーっと流し読みしてください。

旧式の織機でゆっくり時間をかけて編んであり、また見た目だけの再現ではなく、表地コットン裏地ウールフリースの2重構造という部分も当時のままに作られていることから、着るごとにふんわりと柔らかく体にフィットしていきます。
leatherを愛用する方が増えてきましたから、そのインナーにも使えそうなベストです。

TEEシャツじゃ少しひんやりするころ、着こなしに少しVINTAGEのスパイスを効かせたい方にお勧めです。
個人的には、デニム以外でいうとホワイトデニムや淡い色のペインターで合わせるのが好みです。

着倒したらほいっと手放すのではなく、デニムと同じでなじませながら時間がたって風合いが変化していく様子を魅力の一つととらえてもらえればうれしいです。〈自分ビンテージ〉を合言葉に♬



ちなみに・・・・・
フルカウント以外はビーチクロスのジャケットを出しても「ブラウンズビーチ風」としか呼べません。
長ーい時間をかけて内容からぴしゃりと復元し、ライセンスまで取得したフルカウントだけの特権です。



〈BROWN'S BEACH JACKET COMPANY〉
1901年、マサチューセッツ州ウースターにてWiliam.W.Brown氏によって設立されたBrown's Beach Jacket Company。

彼らが作ったBrown's Beach Jacket並びにVestは、その優れた防寒性と機能性の良さから、過酷な条件下で働くフィッシャーマン、ハンター、ランバージャック(木こり)などといったワーカー達、または有名スポーツマンの着用などにより、多くのアウトドアマンに愛用され、カタログビジネスが確立されていった1920年代~30年代頃になるとその評判は東海岸にとどまらず全米へと広がりを見せた。

50年代以降は、その着心地の良さからグランパへのギフトとしても重宝されるなど一般化されるが、60年代に入りアウトドアウエアからコットンやウールが徐々に姿を消し、新たなポリエステル製のシンチラ、フリース等の軽量素材の台頭や、男性が外で派手な色目の衣類を着用する文化が定着した事も重なりBrown's Beach Jacketはその役割を一旦終わらせることになる。

近代になり20年代~30年代のアメリカンワークウエアの魅力が見直されるようになり、60年代以降姿を消してしまった洋服、機能美に満ち溢れたそれらの洋服の人気が再燃するとともにヴィンテージとしての価値がジーンズなどと同様に高騰するようになる。

我々FULLCOUNT Co.,Ltd.は2007年秋よりこのBrown's Beachの素材を徹底的に研究し、2010年2月新たにライセンスを取得(REGISTRATION NUMBER:5344091)し生産を開始しました。100年以上も昔、アウトドアマン達のために開発されたこの素材は表面のコットン編み物(ラッセル編み)と裏面のウールフリースの2層構造でいわばスウェット素材と同じ構造です。その割合は裏面のフリースが全体の7割以上を占め、起毛をかなり強くかけることで、ニット製品とは思えない程の耐久性が生まれます。表面は2色の番手の異なる糸を撚り合わせることによりOxford grey、通称「ごま塩」とよばれる凹凸のあるBrown's Beach特有の雰囲気を醸し出すのです。


身頃にビーチクロスを使ったスタジアムジャンパー。
メルトンとは比にならないくらい柔らかく、袖のレザーも柔らかく・・・秀逸です。(150000+tax)
アイビールックをやらない僕もぐいぐい引き寄せられたくらい・・・秀逸でした笑

それぞれのアイテムのサイズ展開・入荷のタイミングはスタッフにお尋ねください<m(__)m>


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